スタッフブログ

  • 2024(R6)年度

2012年6月

    梅雨末期の、独特の雨?いやいや、ずっと以前はこんな雨の降り方ではなかったと思います。小津安二郎の映画に出てくる古き良き時代の雨は、あくまでもシトシトと。相合傘でも二人の肩がかすかに濡れる程度に。

    この天候の変化は、人間社会の営みの変化、便利を追求した結果の自動車の排気ガス、冷房に頼った生活によるCO2がもたらしたものといわれます。地球という温室の中で排出し続けたCO2により温暖化がおこり、異常気象が起こっているのだと。

    昨年の東日本大震災、そして福島の原発事故。それによって今日6月末時点までは、日本国内で原発は一基も稼働していない状況です。関電では再稼働の話が動いていますが。

    九州・熊本では7月2日より計画停電が始まります。地区によっては影響が出てくるかもしれません。わたしども「はあもにい」も対象地域になりました。皆様の大事なイベント開催や練習などにご迷惑をかけるかもしれませんが、どうぞご理解のほどをお願いいたします。

    振り返ってみると、私が青春時代を送った昭和40~50年代などは、車でさえクーラーが付いているものは珍しい状況でした。家にクーラーが入ったのはいつだったでしょうか。当然それまでは扇風機。当時は大型施設にもほとんどクーラーは入っていなかったように思います。そういえば、高校時代は汗をかきながら彼女と映画を観たような記憶があります。

    便利になりました。快適になりました。でも、今日ぐらいクーラーを扇風機にして、電燈も少し暗めにして、愛情に包まれていた昔を思い出してみませんか。すこし暑い日もあるかもしれませんが、懐かしい思い出がこころを少し冷やしてくれるかもしれません。

    副館長:加島

    はあもにいフェスタ2012開催に向けた第2回目の全体会議を行いました。

    事務局からは3名、館長、推進員を含む団体代表の方17名に参加いただきました。

    議事はメインテーマの発表や当日の部屋割り、当日のイベントなどについて。

    記念イベントは、数学者で大道芸人のピーターフランクル氏に依頼をすることになりました。大道芸やクイズを盛り込んだ楽しい講演になりそうです。

    このほかにも、こどもたちの絵画や書の展示、来館していただくみんなが楽しめるクイズラリーを行いたいなどの意見が出され、話し合いました。

    着々とすすむ、フェスタ開催準備。今年も楽しく、意義ある会にしていきたいと思います!

     

    6月8日(金)、当館学習室ではあもにいフェスタ2012 第2回運営推進会議を開催しました。

    第1回全体会終了後~6/7まで再募集をかけ、別案も含め再検討した結果、「輝けわたし!かがやけ熊本!子どもにつなぐ豊かな未来」に決定しました。

    記念イベントの日程は11/17(土)の14時~16時、オープニングパーティーや、映画上映など、さまざま企画について話会いました。

     みなさんに足を運んでもらえるようなフェスティバルにしたいと、活発に意見の交換を行いました。

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    4月から「男女共同参画センター はあもにい」の運営管理につきました。グランメッセ熊本にオープン前から15年間いたので、はあもにいの立ち上げもやれってわけで、赴任することになりました。

    はあもにいをお使いいただいている方や、ボランティア団体の方や社会企業家の方たちとのお付き合いをいままでやってきているのでやりやすいかなぁ、などと安直にひきうけてしまいました。

    しかし、男女共同参画社会実現っていうものを目指さなきゃいけないのに、わたしごときでいいのかしら?赴任してしまってから思いました。

    なんといっても、ほとんど子育てに関与していません。ずっと半年に4日くらいしかキチンと休めないような生活をしていましたし、家には寝に帰るだけの生活の時代も長かったです。こういうわたし、ワークライフバランス?の壊れた例として示すのはいいかもしれませんが・・・

    ただ、これだけは威張っていいかな?平日しかやすめないのと、ある程度予定がわかれば二時間とかで仕事を離れることができたので、3人の子供たち(末っ子を除いて)の事業参観はほぼわたしが出席いたしました。末っ子だけは、上の二人から知恵をつけられたらしく、案内のプリントを家に持って帰らなかったみたいです。たぶん。

    時間があれば、家事もやりました。何も作ってないときは、冷蔵庫にあるもので適当につくりますし、食べた後は、食器は洗って乾燥機に。洗濯ものも干したり、畳んだりなんでもやります。が、掃除は苦手。特に物を捨てるのがどうしようもなく苦手です。

    子供たちとは特にどこかに行ったという記憶がありません。ゴールデンウィークや夏休み、そして正月。グランメッセでファミーリー向けのイベントをやっていると子供の手を引いたお父さんの姿を見かけますが、「こんなことやってなかったなぁ・・・」と反省することばかりでした。ただ、グランメッセを使って熊本が活性化できればということだけでやってきました。家族側から、犠牲だったと言われるかもしれませんが。

    でも、どうにか子供三人育ち上がってくれています。何もやってきていないと言われれば、それまでですが。ただ、一所懸命、地域のため、それが家族のためだと思っていました。家族それぞれが、出来る範囲で支えあってゆく。それしかできない。

    でもそれで、いいんじゃないでしょうか。

     

    時々、よしなしごとを書いてゆきます。お付き合いくださいね。

    副館長 加島裕士