はあもにいについて

男女共同参画について

館長だより

ミモザのリース(館長だより㊹)『男性目線のジェンダー平等を』2022.1

   はあもにいが例年ミモザフェスティバルを開催して啓発に努めている「国際女性デー(3月8日)」は、少しずつ知られるようになってきたかと思います。一方で、「国際男性デー(11月19日)」はご存じない方も多いのでは。男性の心身の健康やジェンダー平等を促す日として、1999年にトリニダード・トバゴで始まったそうです。
   今年11月下旬、熊本日日新聞が「国際男性デー」にちなんで行ったアンケートの記事が掲載されていました。回答者の67%が「男性だからという理由で生きづらさを感じることがあると思う」と答えたとありました。そしてその割合は、若い世代ほど顕著だと。
  「収入は男の方が高くなければならない」「長男は家業を継ぐのが当たり前」「男は稼いで一人前」と言われるという訴え。その固定観念が男性の職業の選択肢を狭めたり、結婚をためらう原因になったりしているのかもしれません。
   私たちの会館は「女性センター」という名称だった時代を経て、2010年に「男女共同参画センター」となりました。それは、ジェンダー平等が女性だけの問題ではないことを表しています。
  「泣くな、男だろ」と言われて苦しい思いをしている人がいれば、その傍らにいる人も決して幸せではありません。性別に縛られない考え方によってそれぞれの人生がより豊かになるよう、これからも活動していきたいと思います。

※2021年は大変お世話になりました。22年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

はあもにいが例年ミモザフェスティバルを開催して啓発に努めている「国際女性デー(3月8日)」は、少しずつ知られるようになってきたかと思います。一方で、「国際男性デー(11月19日)」はご存じない方も多いのでは。男性の心身の健康やジェンダー平等を促す日として、1999年にトリニダード・トバゴで始まったそうです。
今年11月下旬、熊本日日新聞が「国際男性デー」にちなんで行ったアンケートの記事が掲載されていました。回答者の67%が「男性だからという理由で生きづらさを感じることがあると思う」と答えたとありました。そしてその割合は、若い世代ほど顕著だと。
「収入は男の方が高くなければならない」「長男は家業を継ぐのが当たり前」「男は稼いで一人前」と言われるという訴え。その固定観念が男性の職業の選択肢を狭めたり、結婚をためらう原因になったりしているのかもしれません。
私たちの会館は「女性センター」という名称だった時代を経て、2010年に「男女共同参画センター」となりました。それは、ジェンダー平等が女性だけの問題ではないことを表しています。
「泣くな、男だろ」と言われて苦しい思いをしている人がいれば、その傍らにいる人も決して幸せではありません。性別に縛られない考え方によってそれぞれの人生がより豊かになるよう、これからも活動していきたいと思います。
※2021年は大変お世話になりました。22年もどうぞよろしくお願いいたします。