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「国際女性の日」に寄せて 野田女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)メッセージ

「国際女性の日」に寄せて 野田女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)メッセージ

「国際女性の日」に寄せて

女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画)

野田 聖子

3月8日は、1975年に国連が定めた「国際女性の日」です。平和と安全、開発における役割の拡大、組織やコミュニティーにおける地位向上などによって、どこまで女性がその可能性を広げてきたかを確認し、今後の更なる前進に向けて話し合う機会として設けた記念日であり、また、今後の更なる前進に向け、決意を新たにする日でもあります。

この「国際女性の日」には、国連を始め世界各国においてこの日を祝う行事が行われています。日本においても、昨今、株式市場でESG投資・女性活躍への機運が高まりつつあることを踏まえ、東京証券取引所において「女性活躍のための打鐘セレモニー~Ring the Bell for Gender Equality~」イベントが今年初めて開催されました。私も出席させていただき、大きな潜在力である女性が、その能力を最大限発揮し、日本だけでなく世界全体の経済成長につながるように、との想いを込め、鐘を打ち鳴らしてまいりました。

我が国は、今後、更なる少子化・人口減少という危機を迎えます。この危機を克服するためには、我が国の最大の潜在力である女性が、自らの希望に応じ個性と能力を発揮し、社会・経済の多様性と活力を高めることが不可欠です。

政府はこれまで、第4次男女共同参画基本計画の策定や、毎年の「女性活躍加速のための重点方針」の策定、女性活躍推進法の施行など様々な取組を進めてきました。その結果、女性の就業者数はこの5年間で約200万人増加し、子育て期の女性の就業率も上昇するなど成果は着実にあがっています。

今後は、女性活躍を突破口に、多様性が強みとなる社会を目指し、女性活躍と働き方改革を一体として、政府全体で取り組んでいくことが必要です。また、女性活躍は「単なる労働力の補充」でなく、「生産性向上、経済成長につながる経済政策である」と認識することが、極めて重要となります。

まだ道半ばですが、すべての女性が自らの希望に応じ個性と能力を発揮できる社会を構築し、働きやすく、暮らしやすい、持続可能な社会を実現するべく、全力で取り組んでまいります。