6月15日土曜日。「はあもにいウィメンズカレッジ」第6期がスタートしました。
今期も、会社員などさまざまな立場の33人の女性が、ステップアップを目指して参加くださいました。
オリエンテーションでは、坂本館長が自身の審議会委員としての体験談を話し
「ぜひ皆さんも審議会議員を目指しましょう」と目標を掲げた後、
「このウィメンズカレッジで何を学びたいか、どうなっていたいか」をそれぞれ書き出しました。
初回の講座は、熊本県立大学総合管理学部教授の澤田先生が担当。
「地域における女性リーダーの役割」と題し、
男女共同参画の現状と課題についてお話いただきました。
「男性と女性、人口は半々なのに、どうして議員、管理職に女性が少ないのか?」と問いかけます。
このウィメンズカレッジが指導的地位に占める女性の割合を増やすことを目的としてスタートしたこと、
市の男女共同参画会議の委員でもある澤田先生自ら
「皆さんにぜひ審議会委員になって、多様な視点で意見を出してほしい」というメッセージも発信。
後半は、「さあここからは、実践的なグループワークをしましょう」と、
集団の意思決定の質を高める方法・グループワークを行いました。
皆さん最初は初対面で緊張気味でしたが、
だんだんと打ち解け
自分の考えを思い思いに出し始めました。
そしてアイデアを収束させ、
まとめて発表する…という過程を体験。皆さん、堂々と発表されていました。
受講生からいただいた感想では、
「日本、特に熊本では女性の数は多いが社会的なリーダーが少ないこと、世界では全く異なることを知った」
「初回から気づきが多くあった」「グループ討議のやり方を学びとても参考になった」
「今の日本にの女性には役割が多く、指導的立場に立ちたくても状況や環境が許さない人が多いのではと感じますが
審議委員への参加は先々で検討したいと思いました」
などの感想をいただきました。
それぞれに学びを深められたのではないか…と感じています。
また次回、お会いできるのをスタッフ一同楽しみにしております。