夏休み期間中に子どもたちを対象に行った自主事業「はあもにい探検隊」(はあもにいの役割や機能について知ってもらうプログラム)で、子どもたちが書いた報告書の中に、『男女共同参画って、ありのままの自分を好きになり、いきいきと生きていくということ』とありました。子どもたちなりに考え、理解を深めてくれたようで嬉しく思います。
先日、低出生体重児・病児・障害児親と応援団の広場「がんばりっこ仲間」(※)というグループの代表 林英美子さんがお子さんと一緒に来館され、ご自身のことや会の取り組みについて話をしてくださいました。低出生体重で生まれたというお子さんも元気に育ち、今や小学4年生。林さんの自然体の言動は、全国の同じ境遇に在る多くのファミリーをネットワークしながら、行政や専門機関をも動かし始めています。『ただただ不満を言い続けていてもダメだし、「前例がない」とか「できない理由」を並べても何も変わらない。自分たちがその声をつないでいけたら…』という彼女の話を聞きながら、私個人もそして、はあもにいとしても何かしら後押しができればと思いました。
会館の性質上もありますが、最近、動き始めた女性に出会う機会が増え、ワクワクしています。女性の活躍推進、拍車をかけて進めていきたいものです。 館長 藤井 宥貴子
※「がんばりっこ仲間」 https://ja-jp.facebook.com/ganbarikko