はあもにいについて

報告書

2024年度 市民グループ企画「流産・死産などに対する寄り添い方を学ぶ」

市民グループ企画による男女共同参画推進に係る講座③

【内容】第1部 市民グループ<みんなの和>による活動報告と熊本のぺリネイタル・ロスの現状について報告

第2部 専門家による講演「周産期にお子さんを亡くされたご家族のグリーフに寄り添う」

第3部 希望者が<みんなの和>メンバーと懇親。それぞれのぺリネイタル・ロスに耳を傾ける(会場参加者のみ)

【日時】2025年2月15日(土) 午前10時~午後1時

【会場】はあもにい 学習室 および ZOOMによる配信

【参加者】はあもにいで参加 9人  ZOOMで参加 53人

【講師】蛭田明子氏(湘南鎌倉医療大学教授 聖路加国際大学客員研究員 助産師)

【主催】はあもにいと市民グループ「みんなの和」の共同開催

周産期のぺリネイタル・ロス(妊娠中や出産後に赤ちゃんを亡くすこと。体験者の喪失感)について、現状は、日常生活への理解や社会復帰への支援が足りないことで、当事者の生活上の支障が長引いている例がある。この講座の主たる目的は、当事者の話、専門家の話をとおして男性にも理解を深めてもらうこと、また、行政の担当者、医療・福祉分野で妊産婦に関わる人たちが、それぞれの立場の課題を共有し、円滑なサポート体制を構築するために横のつながり(ネットワーク)を築くことであった。参加申し込みをされた70人のうちの専門家は48人(産科の助産師・看護師20人 産科以外の助産師・看護師10人 行政関係者10人 など)。当事者および自助グループからの参加が、約1割であった(数字は「みんなの和」調べ)。なお、蛭田講師の話は専門的過ぎる内容ではなく、ぺリネイタルロス当事者への聞き取りに基づいた内容で、一般の参加者にもよく理解できるものだった。

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