はあもにいについて

男女共同参画について

館長だより

ミモザのリース(館長だより㊲)『女子学生の言葉』2021.6

   会館の勤務はシフト制です。土日に働き平日に休みがある生活に最初は慣れませんでした。しかし、これまでと異なる生活時間は、新たな視点や情報を得る機会にもなっています。
   先日は、『フカイロ!#おおいた2030→ジェンダー平等を考える。』というNHK大分の番組を見ることができました。10代の若者たちが大分の未来を考えるこの番組は、NHKのSDGsキャンペーンとコラボしており、大分での放送後、全国放送になったようです。
   大分県のジェンダー格差の現状や先進的な事例を地元の高校生・大学生が自ら取材・発表し、ジェンダー平等を実現するために自分たちに何ができるか語り合っていました。
   番組の最後の方で、ある女子学生が言いました。「ジェンダー平等はまず自分を知ること。自分がどうありたいか、きちんと認識することからだと思う」と。
   私は思わず、その言葉を書き留めました。実情を知り、考え、意見を交わし合ったからこそ、さまざまな気づきを得て出てきたであろう女子学生のメッセージ。心に響きました。
   ジェンダー平等や男女共同参画と聞くと、「『男も女も一緒に』ってことだろう?」「女性に下駄を履かせないといけないのか」などと言われることもあります。しかし、そうではないのです。「みんな違って、みんないい」と認め合うところからスタートするのです。一人一人がどうありたいか。その認識のもと自分らしく生きるには、それを尊重する社会でなければなりません。

 

会館の勤務はシフト制です。土日に働き平日に休みがある生活に最初は慣れませんでした。しかし、これまでと異なる生活時間は、新たな視点や情報を得る機会にもなっています。
先日は、『フカイロ!#おおいた2030→ジェンダー平等を考える。』というNHK大分の番組を見ることができました。10代の若者たちが大分の未来を考えるこの番組は、NHKのSDGsキャンペーンとコラボしており、大分での放送後、全国放送になったようです。
大分県のジェンダー格差の現状や先進的な事例を地元の高校生・大学生が自ら取材・発表し、ジェンダー平等を実現するために自分たちに何ができるか語り合っていました。
番組の最後の方で、ある女子学生が言いました。「ジェンダー平等はまず自分を知ること。自分がどうありたいか、きちんと認識することからだと思う」と。
私は思わず、その言葉を書き留めました。実情を知り、考え、意見を交わし合ったからこそ、さまざまな気づきを得て出てきたであろう女子学生のメッセージ。心に響きました。
ジェンダー平等や男女共同参画と聞くと、「『男も女も一緒に』ってことだろう?」「女性に下駄を履かせないといけないのか」などと言われることもあります。しかし、そうではないのです。「みんな違って、みんないい」と認め合うところからスタートするのです。一人一人がどうありたいか。その認識のもと自分らしく生きるには、それを尊重する社会でなければなりません。会館の勤務はシフト制です。土日に働き平日に休みがある生活に最初は慣れませんでした。しかし、これまでと異なる生活時間は、新たな視点や情報を得る機会にもなっています