はあもにいについて

男女共同参画について

館長室より

館長室より 2014.11月

 私は今、『日本女性会議2014』(10月17日~19日開催)参加のため、札幌市に来ています。 2日間にわたって行われる同会議では、“未来の景色は、わたしたちが変える”という大会スローガンのもと、女性の活躍推進を中心に、高齢社会や女性に対するあらゆる暴力の根絶など等のテーマについて活発な議論が交わされます。参加者の9割以上が女性という会場では、長い間各地で地道な活動を続けてこられたというような方々の、思いの込められた発言を耳にする機会を数多く得ました。また昨日上野千鶴子氏(認定NPO法人 ウイメンズアクションネットワーク理事長)の話を聞き、個人的にかなりの衝撃を受けました。「日本にとって女性は最後の資源…」という上野氏の言葉には、深い深い意味が込められていると感じています。本当の意味での変革を求められている現在、そのカギはやはり私たち女性が握っていると、あらためて思った次第です。未来の景色は、誰か任せでは変わらない…と。
 「イランカラプテ」は、札幌で耳にしたアイヌの人々のこんにちはのあいさつ。あなたの心にそっと触れさせていただきますというメッセージが込められているのだそうです。きびしい北海の地で、言語や舞踏など豊かなアイヌ文化を育んできたアイヌの人々…。自然との共生や多様な文化との共存という課題を抱える私たちの『豊かな社会づくり』へのヒントも、ここにもあるような気がしています。会議も今日が最終日。明日は笑顔で熊本に帰ります。皆さまもよい一日になりますよう…。
館長 藤井 宥貴子