はあもにいについて

男女共同参画について

館長室より

館長室より 2013.10月

 ひんやりとした秋風が吹く、心地よい季節になりました。
当館ではこの夏、大学生のインターンシップを複数人受け入れましたが、その際に女子学生と交わした会話の中で印象に残ったのは、『若い人たちに専業主婦願望がある』という話でした。

 若い人たちにその傾向が見られるということは、既に様々な報告の中で知ってはいたものの、やはり事実を目の当たりにすると、一体どうして? と、耳を疑ってしまいました。国を挙げて「2020年30%」という、2020年までには、あらゆる分野の指導的立場に立つ女性の割合を30%までに引き上げようという目標を掲げ、女性の活躍を後押しする動きが進められる中、この考えは、時代の流れに逆行しているのではないかと…。 

 どうやらきびしい経済状況の下、『男は仕事、女は家事』という日本特有の役割分業意識が若い世代にも未だ根強く残っていることが、専業主婦願望を抱かせてしまっている理由でもあるようです。これでは未婚化が進み、日本における少子化はさらに深刻化するのではないでしょうか。

 女性の活躍が望まれる今こそ、『不安定な時代だからこそ、共働きで乗り切っていく!』そんな前向きな意識改革が必要なのだと思います。若い世代への男女共同参画啓発の必要性を強く感じているこのごろです。 
  館長  藤井 宥貴子